内視鏡知識集
KNOWLEDGE胃がん、大腸がんを直接発見できる検査は内視鏡検査のみ
検査を受けるまでに無駄な試行錯誤をしていませんか?
内視鏡検査を必要なのは分かっているがなかなか踏ん切りがつかないという方も多いと思いますが、胃がん、大腸がんを発見し診断できる検査は現在の所、内視鏡検査しかありません。なんとかして内視鏡検査を回避したい気持ちは分かりますが、これにより無駄な時間を浪費してしまい簡単な処置ですむ病気が大ごとになってしまうケースもよく見受けられます。無駄な時間を浪費してしまう典型的なパターンを提示します。
無駄な試行錯誤のパターン
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検診で便潜血陽性を指摘されるが昔から痔があるからと思い少し様子見る
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1年後に再検し、2度目の便潜血陽性を指摘。血便もないし大丈夫かな?心配だけど大腸カメラは嫌だな、近所のクリニックで血液検査とレントゲンでもやってもらってそれで何かあったら内視鏡も考えるか…
と考え、近所のクリニックを受診。
血液検査(腫瘍マーカー)で異常なくレントゲン検査でも異常なし。
とりあえずホッとする -
検診で3回目の便潜血。職場の産業医から大腸内視鏡検査を受けるように指導
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しぶしぶ検査を受けたところ進行大腸がんが見つかる
これは実際によくあるパターンですが、このケースですと大腸がんが発見されるまで丸々2年以上を費やしています。2年も経過してしまうと簡単な手術で済んだものが、大手術になってしまう可能性があります。このケースで無駄な時間を作ってしまった原因は以下二つです。
①自分で痔と判断したこと
②それでも2回目の便潜血陽性の時点で大腸内視鏡検査を受ければよかったが、腫瘍マーカーなどあまり意味のない検査の結果で満足してしまった。
便潜血は約5%の人しか陽性にならない検査です。
これをほっておく自体が問題ですが、1回目の便潜血検査で内視鏡専門医に相談すれば、早期発見できた可能性があります。自分の身体は一つで、過去に戻ることも出来ません。もし病気だったら幾ら後悔しても取り返しがつかないのです。
内視鏡専門医が内視鏡に関するノウハウをお伝えします
胃レントゲン検査について
従来の胃の検診と言えば胃レントゲン検査でしたが、
時代の流れとともに胃レントゲン検査から内視鏡に移行しつつあります。
自治体によっては胃レントゲン検査と胃の内視鏡検査を
選べるケースが増えてきています。
ピロリ菌について
ピロリ菌の正式名称は、ヘリコバクター・ピロリ菌といい、胃の中で生息しています。博士が胃の中にいるピロリ菌の培養に成功し、胃炎・胃潰瘍の原因の一つと証明されました。
この業績により2005年、2人にノーベル医学生理学賞が授与さました。
鎮静剤について
当クリニックでは患者さんが苦痛なく検査が受けられる様に鎮静剤を投与して
眠った状態で検査を行います。鎮静剤投与下にて検査をすると苦痛もない為、それ以降も同じ方法で検査を受けたいという方が99%にもなります。
便潜血検査について
検診での便潜血検査を受けた方は多いと思います。
便潜血検査は被検者への侵襲や痛みもない点では、非常に優れた検査です。
一人でも多くの方に便潜血検査を受けてほしいと思いますが、便潜血検査が陰性であっても病気がない証明にはなりません。
こちら
0120-15-7140
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【診療時間】平日:9時~18時(休憩13時~15時)
土曜:9時~16時(休憩13時~14時)※休診:水・日・祝
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