大腸内視鏡検査
COLONOSCOPEみらい胃・大腸内視鏡クリニックの大腸内視鏡検査
先進の内視鏡検査と豊富なスコープのラインナップで過去に手術をされ癒着がある方でも対応可能です
過去につらい思いをされた方はぜひご相談ください
当院の大腸内視鏡は鎮静剤を投与し苦痛が少ない様に配慮された検査です。
26年に及ぶ経験と国内の大学病院や海外の内視鏡室で検査を行ってきた実績に基づき、精度の高く苦痛の少ない検査を提供させて頂きます。
当院の大腸内視鏡検査の特徴
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1. 先進的な内視鏡技術
当院医師は26年の内視鏡歴があり大学病院や海外の病院での指導実績もあります。現時点でも長年の経験を有していますが、内視鏡検査の技術は日進月歩です。過去の経験だけでなくこれからも新しい技術を積極的に導入し、患者さんにとってより安全で負担の少ない検査を追及していきます。
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2. 術後出血の確率が低い大腸ポリープ切除
当院は従来の様に電気メスを用いないコールドポリペクトミーを採用しています。従来は電気メスを通電して焼き切るポリープ切除でしたが、この場合、ポリープはとれても残った大腸組織へのダメージが大きく、検査翌日だけでなく1週間後に出血する事もまれにみられました。これに対しコールドポリペクトミーは特殊なスネアでポリープを切除しますが、電気メスによる熱を発生させない為、ポリープ切除に要する時間も短縮しただけでなく切除断端の大腸組織の損傷も少ない内視鏡手術です。
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3. 炭酸ガスによるお腹のはり感が少ない検査
従来の大腸検査は検査が終わってもお腹の空気がなかなか抜けずに検査中だけでなく検査後までつらかった経験をした方もいると思います。当院ではそのような事がないように、大腸に送る空気には炭酸ガスを採用しています。炭酸ガスは腹腔鏡手術でも使われるものですが、通常の空気より300倍吸収が早いため、検査が終われば速やかに吸収されお腹が張るという事もありません。炭酸ガスは腹腔鏡手術でも使用され多くの実績もあるため安全性に関しても問題はありません。
4.癒着症例でも検査が可能な細径大腸内視鏡スコープ
当院は内視鏡専門クリニックである以上、多くのこだわりもあります。スコープのラインナップはオリンパスの新型(2018年現在)スコープである PCF-H290Z/I CF-HQ290Z 及びPCF-PQ260Lという豊富なラインナップを用意しています。大腸検査は患者さんの体形により求められるスコープの太さ、硬さも変わってきます。細身の女性にも優しく挿入できるPCF-H290I 大柄の男性に対応したCF-HQ290Zとそれぞれの特徴に対応したスコープを用意しています。この2種類のスコープは従来140度だった視野角を最大170度と大幅に拡大されており、ポリープなどの病変の発見率を大幅に向上させたモデルです。またさらに手術歴があり癒着が想定される細身の体形の方のために細径内視鏡であるPCF-PQ260Lまでラインナップされています。通常の検査の際には拡大内視鏡スコープで行いますが、体の小さな女性や過去の手術により癒着があり過去に痛くて奥までスコープが入らなかった患者さんにも対応できるようになっております。この細径スコープは受動弯曲機能が搭載され癒着(固定点)があったとしても患者さんの大腸に負担をかけることがなく挿入することが出来るのが特徴です。このスコープを採用したことで、大腸スコープが入らず、別の日に改めて行うという確率が0に近くなり、患者さんの金銭的、時間的、精神的負担を大幅に低減することが期待できます。
5.組織検査について
当院では基本的に大腸ポリープに関しては基本的に組織検査を行いません。腺腫、もしくは鋸歯状ポリープを認めた場合、ポリープ切除が基本なのでポリープの一部を組織検査する意味はありません。がんであろうがなかろうが切除するしかないからです。(手術が必要な進行した病変の場合は確定診断の為に組織検査は行います)特に側方発育型腫瘍の場合、生検は禁忌とさえいえます。なぜならこの種類の腫瘍は内視鏡的粘膜下層剥離術の適応となる病変であり、安易に組織検査をすると、その部分が瘢痕化し、のちのち紹介先の病院で治療する場合に治療の障害になる可能性が高いからです。内視鏡の手術は0.5ミリ単位で行われるのに無神経な組織検査行う事により内視鏡手術で済む予定が開腹手術になってしまう可能性もあるのです。早期の腫瘍性病変で組織検査をすることは、組織の結果が出るまでの1週間が無駄になるだけでなく、治療の選択肢を奪う可能性がある事を内視鏡医が自覚することは当然として、患者さんも知って欲しい事実です。一般的には医師が組織検査を行った場合、患者さんも”よく見てくれてありがとう”という気持ちもあり感謝されることが多いのですが、場面によっては不利益にしかならない場合もあります。この為、内視鏡検査は何かあった時に次の治療の事まで考える事が出来る豊富な経験を持った内視鏡医が検査を行う事が重要です。
大腸ポリープ切除について
大腸がんは始め小さなポリープが徐々に大きくなりやがて大腸がんになる事が分かっています。この為大腸がんを予防するためにはポリープ切除は必要になります。当院ではポリープが見つかった場合、ポリープ切除(日帰り手術)まで行います。日帰り手術対応の保険に入られている方は受け付けにお申し出ください。
当院のポリープ切除はコールドポリペクトミーで行っています。
1cm以下のポリープ切除はこのコールドポリペクトミーで行う施設が多くなっています。従来の高周波発生装置(電気メス)を使った切除と比較した場合、以下のような特徴があります。
①術後出血が少ない
ポリープ切除後、翌日以降に出血する事を術後出血といいます。術後出血はどんなベテランの医師が行ってもある一定(約0.5~1%と言われています)の確率で起こります。これは現在の医療技術では0には出来ませんが、コールドポリペクトミーはその確率を下げると言われています。
②手術時間が短時間で済む
従来のポリープ切除の場合、高周波発生装置で切除する関係上、患者さんの身体に対極板を貼るなどの作業があり時間が掛かっていましたが、コールドポリペクトミーはスネアだけで切除が可能なので短時間で手術が終わります。またペースメーカーを入れている方でもその場で切除できます。
③とれる大きさは1cmまで
コールドポリペクトミーは高周波による焼灼止血の工程が入らない為、大きなポリープには向かないと言われています。1cmを超える場合は通常の高周波によるポリープ切除を行います。
④術後の食事・運動制限について
現時点ではコールドポリペクトミーによる食事制限や運動制限は術後3日にさせて頂いています。従来の制限が10日だった事を考えると制限期間が大幅に短くなっています。但しコールドポリペクトミーによる術後出血は従来より少ないものの全国の症例を見ると0%ではありません。出血は翌日に起こる事が多いため、現時点では食事制限は暫定的に1日から3日にさせて頂いています。この期間に関しては今後の症例の積み重ねにより更に短縮される可能性もあります。
診察の流れ
検査を受けようと思い立ってから診察終了までの流れ
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電話、ネットから診察の予約
電話(048-822-7140)またはネットにてご予約ができます。
大腸内視鏡検査は胃内視鏡と違い、下剤を内服する必要があります。遠方の方で過去に大腸内視鏡検査を行っている方は下剤を服用しても問題ない事が確認できればクリニックから下剤を郵送する事も出来ます。初回検査の方は安全対策上、原則来院して頂き腹部レントゲンけ゚検査を行う事をお勧めしています。 -
医師からの問診、診察があります。現在心配となっている症状や過去の検査歴などをお聞きします。
①症状(いつからどんな症状があるのか)
②過去や現在の病気の有無・薬の内服の有無
③家族歴の有無
④薬剤アレルギーの有無
などを事前にメモするか頭の中で整理してから受診されると問診もスムースに進みます。場合により血液検査 腹部レントゲン検査を行います。 -
スタッフから食事と下剤の説明
検査日備えての説明をさせて頂きます。血液をサラサラにするお薬を服用されている場合は必ず申告してください。お薬を休薬しないとポリープ切除は出来ない為、検査は観察のみになります。またポリープ切除を行った場合、最大7日は安静が必要になります。旅行や飲酒の機会がある時期は避けて検査日を決めてください。
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前日の夜
水薬の下剤を服用します。固形物の摂取は8時以降控えます。脱水を予防するため水はしっかり摂取してください。
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当日
検査の4時間前から自宅で腸管洗浄液を内服します。検査初回の方や遠方の方、ご高齢の方はクリニックで下剤を内服する事をお勧めします。
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ある程度便がきれいになったら来院
ある程度便がきれいになったら来院して頂きます。便がきれいにならない場合でも必ず予約時間までに来院して頂きます。
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受け付けをすませ、リカバリールームで着替えをします
鎮静剤を入れるための点滴を行います。点滴の目的は大腸検査の場合、下剤を服用するため多少なりとも脱水になっている為、脱水予防することです。点滴後に移動ベットで内視鏡検査室に移動します。皆さん緊張する瞬間ですが、不安な気持ちは誰でも同じなので、心配な方はスタッフに相談ください。少しでも緊張が和らぐように、こちらからもお声掛けをします。
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大腸検査
医師からの簡単な診察の後に鎮静剤を投与したのち検査を行います。検査時間は10分から15分程度です。ポリープ切除がある場合はもう少し時間が掛かります。
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リカバリールームに移動
目が覚めるまでゆっくりお休み頂きます。
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医師からの説明
先ほど行った内視鏡画像を高精細モニターで一緒に観て頂き、病気の有無や今後の検査の間隔などを説明させて頂きます。ポリープ切除を行った方は手術後の注意点を説明させて頂きます。
こちら
0120-15-7140
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【診療時間】平日:9時~18時(休憩13時~15時)
土曜:9時~16時(休憩13時~14時)※休診:水・日・祝
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平日:9時~18時(休憩13時~15時)
土曜:9時~16時(休憩13時~14時)
※休診:水・日・祝