院長ブログ
BLOG食事はもっとシンプルが良い。毎食バランスを考える必要はありません
2025年03月05日医療全般糖質制限
家庭で食事を作る際に食事のバランスを考えるのが難しいと感じたことはないでしょうか?
主食のごはんや麺類だけでも悩ましいですが、副食のおかずはもっと悩むと思います。
お肉かお魚にするのか?野菜も入れないととか海藻類を入れたほうが良いのか?など考えると
作る前に疲れてしまいます。
もちろん食事のバランスを考えることは重要ですが、一般の家庭で、飲食店で提供される定食のイメージで
毎食ごとにバランスを考えるのは、難しいと考えます。
私は毎食ごとにバランスを考える必要性はなく、数日から1週間かけて調整すれば十分と考えます。
なので私は自分で食事を作る場合はメインの食材を肉か魚か決めて、それに合う野菜だけを食べるようにしています。
一般的にみるとバランス悪そうですが、人間の生理学から感がるとそれでも十分です。
もちろんそれをづっと続けるわけではなく、例えば昼食を肉にしたら夕食は魚にするなどのバリエーションをつけていきます。
栄養的にはそれで十分なのです。皆さんは多種多様な食材を用意しすぎです。食事はもっとシンプルにしたほうが
食費も抑えられますし、食べすぎ問題も解消されます。
多種多様な食材を用意するから正常な満腹感で終わらず食べ過ぎてしまうのです。
現代の栄養学のバランスとは人間にとって最適な栄養を考えているのではなく、どれだけ腹いっぱいに食べることが出来るのかを
追求した食事バランスになっているのです。そこに早く気付くと健康への第一歩となります。
この記事を書いた人

福島 正嗣理事長
福島 正嗣理事長
聖マリアンナ医科大学卒業。東京女子医大消化器病センター、東京都保険医療公社多摩南部地域病院など多くの病院・内視鏡専門クリニックで消化管外科、消化器内視鏡検査、内視鏡検査、内視鏡手術を担当。港北ハートクリニック内視鏡センター内視鏡センター長として勤務後、2017年みらい胃大腸内視鏡クリニック開院。
2020年医療法人社団正令会理事長に就任。