昔からの格言で「リンゴが赤くなると医者が青くなる」というものがあります。

これは赤いリンゴは栄養たっぷりになるので、食べると病気がなくなり医者に行く人が少なくなり顔が真っ青になるという格言ですが、
さすがにリンゴで病気を少なくするのは難しいと思います。

ただし、皆さんが炭水化物（糖質）を減らせば慢性疾患は少なくなり医者が青くなることはあり得ます。

私は患者さんに「食事から炭水化物を減らすのは難しいかもしれませんが、減らしたら病気は減ります。ぜひ減らして私の顔を青くしてみてください」と
冗談交じりに話すこともあります。

私の目標は胃がん大腸がんで亡くなる方を減らす事ですが、同時に生活習慣病を減らして患者さんが医療機関を受診する機会が減ることを目指しています。

もちろん今すぐは無理ですが、皆さんの心がけで病気は減らす事はできます。
私も炭水化物を減らして高血圧、脂質異常症、肥満、逆流性食道炎、花粉症を治して医者を青くさせることが可能になりました。

皆さんも医者を青くして健康な日々を送っていただければこれに勝る幸せはありません。
そして医療機関を受診される際にはその施設のい医者が何を目指しているのか聞いてみてください。
私は迷わす「患者さんに健康になってもらい私が青くなりたい」と答えます。