院長ブログ
BLOG2週間肉(魚)だけの食事を実践するだけであなたの体は変わる!①
2024年05月29日消化糖質制限
少し炎上商法的なタイトルですが、私はこれがきっかけで肥満、高血圧、脂質異常症を克服して55歳にして20歳代の頃より健康な体を手に入れました。
もちろん今後一生肉しか食べないという意味ではなく、食べるもので体が変わることを実感してほしいからです。
なので私の外来を受診した患者さんには。胃腸の不調で悩んでいるのなら、何も考えず主食のごはんやパン、うどんは食べず、毎日鶏肉や豚肉、もしくは魚だけを2週間食べてください。それで劇的に改善しますよと説明しています。
私自身もプレジデントオンラインでも書いたように、血糖値を乱さない食事を目指し、2週間豚のソテーとキャベツというメニューを続けました。
続けることにより得られた最大の経験は肉だけだと炭水化物を食べた時のような胃がはちきれるような満腹感はないものの、穏やかな満足感(これが人間本来の消化管の満足感という言事に気づけました)で食事で食事を終えることが出来るようになったことです。しかも脂を多くとっているのにかかわらず劇的に痩せて脂質異常症も改善し、今もリバウンドしていません。
実際に行った患者さんの感想は「胃痛と腹部膨満感で受診したが改善した」とか「おならが減った」「げっぷが減った」「下痢が改善した」などがあります。
現代人は商業主義のため、炭水化物を中心としたメニューが中心で消化管機能の限界を超えて胃がはちきれるまで食べさせられているのが現実です。しかも、それを一日3回も続けているのは異常な行為です。さらに追い打ちをかけるように多くの医師や管理栄養士たちが一日3回食べることが健康に良いとか食事に炭水化物を食べることが必須などと非科学的な発信を繰り返しています。
現代の食事は経済を回すために限界を超えて食べさせる食事法であり、健康的に生きていくための食事法ではないことを医師も一般の方も早く気付くべきだと思います。このテーマは深いので何回かに分けて書いていきますね。
この記事を書いた人
福島 正嗣理事長
福島 正嗣理事長
聖マリアンナ医科大学卒業。東京女子医大消化器病センター、東京都保険医療公社多摩南部地域病院など多くの病院・内視鏡専門クリニックで消化管外科、消化器内視鏡検査、内視鏡検査、内視鏡手術を担当。港北ハートクリニック内視鏡センター内視鏡センター長として勤務後、2017年みらい胃大腸内視鏡クリニック開院。
2020年医療法人社団正令会理事長に就任。