院長ブログ
BLOG新型コロナに負けない食事術
2021年08月02日医療全般
前回の続きになりますが新型コロナ感染症で重症化される方つまり、ウイルスに対して過剰反応を示す多くは高齢者か肥満、糖尿病や心筋梗塞などの基礎疾患を持っている方になります。これらの方に共通する事項は例えば動脈硬化や血栓により血管がつまりかかっている方に逆に血管に障害のない若年者や基礎疾患がない方は風邪程度で済んでしまいます。
つまり私たちが出来ることは常日頃から血管をきれいにしておくことなります。
血管をきれいに保つことは日頃の食事が重要になります。
血管を奇麗に保つ食事術
〇青魚や鶏肉など良質なたんぱく質、脂質を摂取する
青魚の脂は血管をきれいに保つ効果があります。1日1回はお魚を食べるように出来ると良いです。
〇オリーブオイル、亜麻仁油などの良質な油の摂取
いわゆるオメガ3脂肪酸と言われるものです。良質の油は積極的に摂取しましょう。
〇小麦、米など精製された炭水化物は控える
現代生活になくてはならいほどの食材となった米、小麦ですが、体に良いかと言われたら体に良い成分は全くありません。血糖の急激な上昇に伴う動脈硬化を起こしたり、高インスリン血症に伴う血管閉塞など、コロナ時代に大量の穀物を摂取することは控えなければなりません。
〇砂糖入りの清涼飲料水やエナジードリンクは控える
これも小麦と同じ原理で極力摂取を控えるべきです。
○野菜、海藻類などミネラルを多く含む食材を積極的に摂取
野菜や海藻類はミネラルを多く含むため間接的に血管をきれいにしてくれます。特に海藻類は積極的に摂取してください。
この記事を書いた人
福島 正嗣理事長
福島 正嗣理事長
聖マリアンナ医科大学卒業。東京女子医大消化器病センター、東京都保険医療公社多摩南部地域病院など多くの病院・内視鏡専門クリニックで消化管外科、消化器内視鏡検査、内視鏡検査、内視鏡手術を担当。港北ハートクリニック内視鏡センター内視鏡センター長として勤務後、2017年みらい胃大腸内視鏡クリニック開院。
2020年医療法人社団正令会理事長に就任。