院長ブログ
BLOG現代医療は完全に敵を間違えている!
2021年04月08日糖質制限
検診でコレステロールが高いとか肥満気味といわれると大抵医師から;油などのカロリーが高い食事は控え玄米などのカロリーが低いものを摂取しましょう!; と言われることが多い思います。
私からいわせれば完全に敵を誤認しているのにこのような食事指導で肥満やコレステロールが改善するわけがありません。
現代医療で骨の髄までしみこんでいる「脂肪悪玉説」ですが、脂肪こそもっと摂取すべきであり現代人に足りないものです!(もちろん脂肪といっても酸化した油や飽和脂肪酸ではなく、不飽和脂肪酸 オメガ3脂肪酸などになりますが)
脂肪はカロリーとしては高いので敬遠されますが、そもそも高カロリー=肥満ではありませんし、体の細胞膜を作ったりホルモンを合成する元になったりと必ず摂取しないといけない栄養素になります。良質な脂肪が少ないと疲労や肌荒れの原因にもなりますが、現代医療は脂肪摂取を完全に否定している点では完全に敵を間違えているともいえます。
現代医療で敵視しなければならない栄養素は脂肪ではなく米や小麦、砂糖に含まれる糖質であり、糖質が肥満やコレステロールを上昇させているという認識に改めなければなりません。
これを知るだけでも多くの患者さんの肥満やコレステロール、高血圧、糖尿病なども改善するのですが、糖質は依存性もあり分かっていてもやめられなという魔力もあるのでやっかいな栄養素であることも事実です。
この記事を書いた人
福島 正嗣理事長
福島 正嗣理事長
聖マリアンナ医科大学卒業。東京女子医大消化器病センター、東京都保険医療公社多摩南部地域病院など多くの病院・内視鏡専門クリニックで消化管外科、消化器内視鏡検査、内視鏡検査、内視鏡手術を担当。港北ハートクリニック内視鏡センター内視鏡センター長として勤務後、2017年みらい胃大腸内視鏡クリニック開院。
2020年医療法人社団正令会理事長に就任。