院長ブログ
BLOG男性の10人に1人、女性の13人に1人が大腸がんにかかる時代です。
2019年07月26日大腸がん大腸ポリープ切除大腸内視鏡検査
見出しの通り、今や大腸がんは胃がんをはるかに追い抜いて多くの方がなる癌疾患となっています。10人に1人という数は恐ろしいほど多いと思います。がんになりかけのポリープまで入れるともっと多くの方が大腸がんになるのかもしれません。
但し、大腸がんは予防出来るがんであることも事実です。
当院では出来れば40歳代、遅くても55歳までに初回検査を済ませて頂ければ大腸がんを予防できる確率が格段に高くなると説明させて頂いています。
一年毎に受けなければいけないのですか?とか下剤が辛くないですか?などご意見はいろいろありますが、兎に角、まず第一回目の検査を受けてい頂かなければ話が進みませんので多くの事を考えず、まずは検査を受ける事に集中して頂いた方が賢明です。
当院でも胃がんより大腸がんの方が10倍は多く発見されます。ピロリ菌がいない方にとって胃カメラを何回も受ける意味は少なく、そんな暇があるのなら大腸検査を受けて欲しいと切に思います。
これはご本人の利益を守る為に絶対に必要なので、家や車を買う以上に真剣に考え件あを受けて頂ければと思います。
この記事を書いた人
福島 正嗣理事長
福島 正嗣理事長
聖マリアンナ医科大学卒業。東京女子医大消化器病センター、東京都保険医療公社多摩南部地域病院など多くの病院・内視鏡専門クリニックで消化管外科、消化器内視鏡検査、内視鏡検査、内視鏡手術を担当。港北ハートクリニック内視鏡センター内視鏡センター長として勤務後、2017年みらい胃大腸内視鏡クリニック開院。
2020年医療法人社団正令会理事長に就任。