院長ブログ
BLOG大腸内視鏡検査を受けるきっかけは年齢で考えてください。
2019年04月25日大腸内視鏡検査
外来で患者さんから受ける質問で、大腸内視鏡検査は症状がない限り受けなくてもいいんですよね?というものがあります。
下痢や便秘、血便など症状がある時は受けるのは当然ですが、症状がないからと言って大腸検査を受けなくていいよねと勝手に判断し、症状が出るまで待っていたら進行癌になってしまう可能性が高いです。
以前から書いていますが、女性の死因一位と男性の死因二位は大腸癌です!
もはや胃カメラより大腸内視鏡検査が必須なのは誰の目から見ても明らかですが、症状があるなどのきっかけがないと検査を受けられないのではと思っている方はある一定の年齢に達したら検査を受けるように決める事が重要と考えます。
目安とすると40歳になったら検査を受けるのがお勧めです。
患者さんには兎に角40歳代の内に一回は検査を受けましょうとお話をさせて頂いていますので、症状の有無は関係なく年齢で検査を受けるかどうかご相談頂けたら幸いです。
この記事を書いた人
福島 正嗣理事長
福島 正嗣理事長
聖マリアンナ医科大学卒業。東京女子医大消化器病センター、東京都保険医療公社多摩南部地域病院など多くの病院・内視鏡専門クリニックで消化管外科、消化器内視鏡検査、内視鏡検査、内視鏡手術を担当。港北ハートクリニック内視鏡センター内視鏡センター長として勤務後、2017年みらい胃大腸内視鏡クリニック開院。
2020年医療法人社団正令会理事長に就任。