院長ブログ
BLOG大腸検査を受けないという選択肢はありません。
2019年03月14日大腸がん大腸内視鏡検査糖質制限胃がん胃内視鏡検査
胃の検査は誰でも1度は受けた事があると思いますが、大腸内視鏡検査は二の足を踏んでなかなか受けるに至らずそのままになっている方は多いと思います。
ただ、最近の大腸がんの増加から考えると仮に胃と大腸の検査のどちらを受けた方が健康寿命が延びるかと言えば大腸検査です。
それは大腸がんの罹患率が胃がんより多くなっているからです。
胃カメラを決まりきったように毎年検査を受けるより、胃カメラの頻度を下げてでも一度は大腸内視鏡検査を受けることが重要です。
昭和初期なら胃がんの罹患率が高かったので胃がん検診が重要ですが、ピロリ菌感染率が下がった平成及び次の時代は胃がん検診より大腸癌検診の方が重要になっており専門施設での大腸内視鏡検査が重要である事は間違いありません。
毎年胃がん検診を漫然と受けている方は一度考えを変えて頂くことをお勧めします。
この記事を書いた人
福島 正嗣理事長
福島 正嗣理事長
聖マリアンナ医科大学卒業。東京女子医大消化器病センター、東京都保険医療公社多摩南部地域病院など多くの病院・内視鏡専門クリニックで消化管外科、消化器内視鏡検査、内視鏡検査、内視鏡手術を担当。港北ハートクリニック内視鏡センター内視鏡センター長として勤務後、2017年みらい胃大腸内視鏡クリニック開院。
2020年医療法人社団正令会理事長に就任。