院長ブログ
BLOG熱中症対策してますか?
2018年07月19日医療全般
先日、医師会の休日診療所で勤務では来院者の殆んどが熱中症による気分不良でした。先週は浦和祭りもあり炎天下で長時間屋外に居た方は大変だったと思います。
消化器分野から考えると熱中症は涼しい所に避難するのは当然として、経口摂取による水分補給の質にこだわって欲しいと思います。
気分不良になられる方の多くは水だけで水分補給をされているケースです。
汗には塩分やミネラルも含まれており、水だけ補ってしまうと血液の浸透圧低下を来してしまい、かえって脱水症になってしまいます。
おススメはコマーシャルでやっている通りOS1を飲むことです。ポカリスエットとどこが違うかというと0S1は塩分が多く糖分が少ないという特徴があるため、急な水分補給には適しています。
ただ、OS1を常に携帯するのは難しいので、これ以外ではにがりを携帯する事をお勧めします。
にがりは小さい容器なので携帯するのも簡単ですし、水に何滴か入れるだけで手軽な経口補水液になります。何しろ値段も安いですし私も愛用しています。
今の日本は異常な暑さなので、熱中症対策も急務の課題と考えています。
この記事を書いた人
福島 正嗣理事長
福島 正嗣理事長
聖マリアンナ医科大学卒業。東京女子医大消化器病センター、東京都保険医療公社多摩南部地域病院など多くの病院・内視鏡専門クリニックで消化管外科、消化器内視鏡検査、内視鏡検査、内視鏡手術を担当。港北ハートクリニック内視鏡センター内視鏡センター長として勤務後、2017年みらい胃大腸内視鏡クリニック開院。
2020年医療法人社団正令会理事長に就任。