院長ブログ
BLOG当院での花粉症対策 漢方も結構効きますよ!
2018年04月09日漢方
ようやく杉花粉が収まってきたと思ったら今度はヒノキの花粉と、この季節は花粉症の方にとっては辛い時期です。
私も以前は花粉症があり大変だったのですが、9年前から糖質制限食を導入してからは期せずして症状が良くなりました!
ただ、それでも花粉の多い時期には鼻水などの症状があります。本来ならここで抗ヒスタミン剤を飲むのが標準治療かと思いますが、最近の私は漢方を飲むことが多いです。
柴苓湯という漢方ですが、飲むと短時間で鼻詰まりなどの症状が軽快し、楽になります。
柴苓湯は炎症を抑え、体の余分な水分をコントロールしてくれる漢方で通常は急性胃腸炎の時に投与すると著効するのですが、花粉症にも使えます。
抗ヒスタミン剤で眠くなるのが嫌な方にはお勧めです。もちろん花粉症は耳鼻科で診断するものなので診断を受けている方で、耳鼻科とはちょっと違う方法での治療を希望される方に限ります。
この記事を書いた人
福島 正嗣理事長
福島 正嗣理事長
聖マリアンナ医科大学卒業。東京女子医大消化器病センター、東京都保険医療公社多摩南部地域病院など多くの病院・内視鏡専門クリニックで消化管外科、消化器内視鏡検査、内視鏡検査、内視鏡手術を担当。港北ハートクリニック内視鏡センター内視鏡センター長として勤務後、2017年みらい胃大腸内視鏡クリニック開院。
2020年医療法人社団正令会理事長に就任。