院長ブログ
BLOG新世代の安全対策を行います。
2017年09月16日クリニックのこと
検査を受ける側からすると、検査が辛いかどうかも気になりますが、そもそも
安全対策はされているのか気になると思います。
スコープがきちんと消毒されているのかとか、薬を間違えて打たれないのかなど
考えればキリがありませんが、患者さん側から考えれば当然の思いです。
新世代の医療安全基準を行います。
医療現場の安全対策は今まで個人の能力に依存したものでした。
その為、担当のスタッフがたまたま他の人に話しかけられ、注意力散漫となり薬を間違えたり、体調不良で確認がされなかったりという事があるとそのまま事故につながる可能性を秘めています。
人はミスを犯すものという前提で安全対策を行います
当院では安全対策で最も進んでいる航空業界をモデルに安全対策を進めていきます。今までのように個人の能力に頼るのではなく、人は常にミスを犯すものという前提で考え、一人の考えではなくチームで確認し作業を進める考え方を採用します。ミスを0にすることは不可能なので、仮にミスをしても他の人がミスを指摘できる体制を作りあげ、何段階もの防御を行えるようにします。これは優秀な職員でも必ずミスはありうるという航空業界の長年のノウハウの蓄積から導き出されています。 当院では指導教官もお迎えし、新世代の安全基準を独自に作り、安全対策のリーディングクリニックを目指します。
医療の最大のサービスは安全であることは間違いない事ですので、ここに最大限の力を注ぐ覚悟でいます。
この記事を書いた人
福島 正嗣理事長
福島 正嗣理事長
聖マリアンナ医科大学卒業。東京女子医大消化器病センター、東京都保険医療公社多摩南部地域病院など多くの病院・内視鏡専門クリニックで消化管外科、消化器内視鏡検査、内視鏡検査、内視鏡手術を担当。港北ハートクリニック内視鏡センター内視鏡センター長として勤務後、2017年みらい胃大腸内視鏡クリニック開院。
2020年医療法人社団正令会理事長に就任。