院長ブログ
BLOGピロリ菌と胃がん
2016年10月03日ピロリ菌についてピロリ菌検査胃がん
欧米に比べて日本人に胃がんが多いことは以前より知られていますが、その原因は胃の中にいるピロリ菌によります。
もちろんすべての胃がんがピロリ菌のせいではないのですが、ピロリ菌関連の胃がんは全胃がんの実に95%から99%と言われています。つまり日本における胃がん対策はピロリ菌退治が最も重要になります。
現在は除菌治療も健康保険で認めらている為、ピロリ菌に感染している方は積極的に除菌治療を行い、胃がんを予防する事が胃がんの死亡率を下げる最も有効な手段になります。
除菌治療は早ければ早い程効果が高いことが分かっていますので、専門医にご相談することをお勧めします。
この記事を書いた人
福島 正嗣理事長
福島 正嗣理事長
聖マリアンナ医科大学卒業。東京女子医大消化器病センター、東京都保険医療公社多摩南部地域病院など多くの病院・内視鏡専門クリニックで消化管外科、消化器内視鏡検査、内視鏡検査、内視鏡手術を担当。港北ハートクリニック内視鏡センター内視鏡センター長として勤務後、2017年みらい胃大腸内視鏡クリニック開院。
2020年医療法人社団正令会理事長に就任。