院長ブログ
BLOG内視鏡検査で逆流性食道炎と言われたら①
2016年11月07日糖質制限逆流性食道炎
内視鏡検査後に逆流性食道炎と言われたのですが…と心配されて来院される方は結構います。
実を言うと内視鏡検査の逆流性食道炎診断基準はロサンゼルス分類と言われグレードN,M,A,B,C,Dと分かれていますが
非常にアバウトなので検査をするとかなりの確率で逆流性食道炎と診断されるのです。
実を言うと内視鏡検査の逆流性食道炎診断基準はロサンゼルス分類と言われグレードN,M,A,B,C,Dと分かれていますが
非常にアバウトなので検査をするとかなりの確率で逆流性食道炎と診断されるのです。
逆流性食道炎と言われてもそれ程は心配ない
欧米人に比べ日本人は胃液の分泌能力が低いためか、激しい逆流性食道炎の方は少なく、治療が必要のないケースがほとんどです。
このため、医師から逆流性食道炎と言われても程度が軽ければそれ程心配はいらないと思います。
もちろん逆流性食道炎は食道がんのリスクにはなる為、程度が強い方の場合は経過観察が必要です。
このため、医師から逆流性食道炎と言われても程度が軽ければそれ程心配はいらないと思います。
もちろん逆流性食道炎は食道がんのリスクにはなる為、程度が強い方の場合は経過観察が必要です。
ただ、実際には逆流性食道炎が程度が軽いのに胸やけ症状や咳症状など起こすケースもあります。
このようなケースにはプロトンポンプインヒビター(PPI)という胃酸を抑える薬が標準治療となりますが、最初は良くても
なかなか改善せずに漫然と長期間投与が行われている場合もあるので、注意が必要です。
当院がお勧めする逆流性食道炎の治療に関しては次回記事にしたいと思います。
このようなケースにはプロトンポンプインヒビター(PPI)という胃酸を抑える薬が標準治療となりますが、最初は良くても
なかなか改善せずに漫然と長期間投与が行われている場合もあるので、注意が必要です。
当院がお勧めする逆流性食道炎の治療に関しては次回記事にしたいと思います。
この記事を書いた人
福島 正嗣理事長
福島 正嗣理事長
聖マリアンナ医科大学卒業。東京女子医大消化器病センター、東京都保険医療公社多摩南部地域病院など多くの病院・内視鏡専門クリニックで消化管外科、消化器内視鏡検査、内視鏡検査、内視鏡手術を担当。港北ハートクリニック内視鏡センター内視鏡センター長として勤務後、2017年みらい胃大腸内視鏡クリニック開院。
2020年医療法人社団正令会理事長に就任。