院長ブログ
BLOG日本の内視鏡技術は世界一か?
2017年02月17日大腸内視鏡検査最新の内視鏡検査胃内視鏡検査
日本は欧米に比べて胃がんが多い事から、昔から内視鏡技術は世界をリードしてきましたし、スコープ自体もほとんどが日本製です。
私が国立がん研究センター中央病院に見学に行っていた時期でも世界中の医師が見学に来ていました。
ここから考えても日本の内視鏡技術は世界一と考えても過大評価ではないと考えます。
私が国立がん研究センター中央病院に見学に行っていた時期でも世界中の医師が見学に来ていました。
ここから考えても日本の内視鏡技術は世界一と考えても過大評価ではないと考えます。
日本のトップレベルの内視鏡医は世界一だが…
私は日本の有名な内視鏡施設の研修、指導、海外の内視鏡センターを見てきましたが、日本のトップレベルの内視鏡医においては世界一の実力があるのは間違いないと思います。
ただ、平均的な内視鏡医の技術レベルが高いかというと、そこは疑問です。
日本から遅れていると言われている中国の医師でも技術レベルが高い人は結構いますし、日本の内視鏡技術をかなり意識しているのが現状です。
ただ、平均的な内視鏡医の技術レベルが高いかというと、そこは疑問です。
日本から遅れていると言われている中国の医師でも技術レベルが高い人は結構いますし、日本の内視鏡技術をかなり意識しているのが現状です。
日本で内視鏡検査を行えていれば、勝手に世界レベルと勘違いしている内視鏡医もいますが、そんなに甘い話ではありません。
内視鏡クリニックのホームページで世界最高水準と書かれているケースもありますが、私からすると?と思う場合もあります。
やはり高いスキルを有した医師は限られています。大きな病院なら安心という訳ではありませんので、検査を受ける際には医師としっかり対話する事が必要です。
この記事を書いた人
福島 正嗣理事長
福島 正嗣理事長
聖マリアンナ医科大学卒業。東京女子医大消化器病センター、東京都保険医療公社多摩南部地域病院など多くの病院・内視鏡専門クリニックで消化管外科、消化器内視鏡検査、内視鏡検査、内視鏡手術を担当。港北ハートクリニック内視鏡センター内視鏡センター長として勤務後、2017年みらい胃大腸内視鏡クリニック開院。
2020年医療法人社団正令会理事長に就任。