院長ブログ
BLOG上海内視鏡記①
2017年02月28日上海
世界の内視鏡事情を知るにはもってこいの職場で、そこの施設で知り合った大学病院の医師からいろいろ情報も頂けたのでこのブログでも少しずつ発信していこうと考えています。
今回は内視鏡ではなく、食事の話です。
食事の席でのふるまいは非常に重要で、中国では仲間になる為には必要な儀式のようなものです。
中国では何回でも乾杯をする。
中国では人をもてなすためにこれでもかと言わんばかりに大皿料理が出てきます。
お腹が満足しないまま帰したとなると恥という概念があるようです。
またお酒も重要で、会の始まりに乾杯するのは当然で、食事中に何回でも乾杯をします。これをすることにより仲間意識を高めているようです。
あとは注がれたお酒は飲まなければいけません。
もちろん断る事も出来ますが、それだと信用されません。
私はお酒が得意なので、白酒(バイチュウ)というお酒をひたすら乾杯していたら仲間と認められたようです(^^;
やはり相手の食文化やマナーに敬意を払い、そこの流儀で食事を楽しむことが良い仕事をしていく上で重要な事だと改めて思いました。
この記事を書いた人
福島 正嗣理事長
福島 正嗣理事長
聖マリアンナ医科大学卒業。東京女子医大消化器病センター、東京都保険医療公社多摩南部地域病院など多くの病院・内視鏡専門クリニックで消化管外科、消化器内視鏡検査、内視鏡検査、内視鏡手術を担当。港北ハートクリニック内視鏡センター内視鏡センター長として勤務後、2017年みらい胃大腸内視鏡クリニック開院。
2020年医療法人社団正令会理事長に就任。