院長ブログ
BLOG大腸内視鏡の普及には女性内視鏡医が必要
2017年03月07日大腸内視鏡検査
女性のがんというと真っ先に思い浮かべるのは乳がんですが、死亡原因となると大腸がんが第1位です。
罹患率(がんになる確率)から考えると、乳がんが死亡原因の1位になるはずですが、乳がんや子宮がんは検査を受ける受診率が高いため、早期に見つかる事が多く、死亡原因としては大腸がんより低くなります。
罹患率(がんになる確率)から考えると、乳がんが死亡原因の1位になるはずですが、乳がんや子宮がんは検査を受ける受診率が高いため、早期に見つかる事が多く、死亡原因としては大腸がんより低くなります。
まずは女性の受診率を上げることが急務!
ここからしても大腸がん死亡率を減らすためには乳がん、子宮がん検診並みの受診率で大腸内視鏡検査を受けて頂くことが重要なのですが、婦人科健診を受けることはそれ程恥ずかしくないが、大腸検査を受けるのは凄く恥ずかしいという女性の意見がとても多く、これが大腸検査受診率が低い事の原因の1つとして考えられます。
恥ずかしいというハードルを下げるために女性内視鏡医が必要!
やはり内視鏡分野も婦人科並みに女性医師が必要な時代がきています。
だだ、男性でも内視鏡スキルが優れている医師が少ない現状で女性で内視鏡が上手な人を探すのは非常に困難です。
だだ、男性でも内視鏡スキルが優れている医師が少ない現状で女性で内視鏡が上手な人を探すのは非常に困難です。
この状況を少しでも解消するために当院でも女性医師の内視鏡指導を行っていく予定でいます。
これにより1人でも大腸がんで亡くなる方が少なくなればと思います。
これにより1人でも大腸がんで亡くなる方が少なくなればと思います。
この記事を書いた人
福島 正嗣理事長
福島 正嗣理事長
聖マリアンナ医科大学卒業。東京女子医大消化器病センター、東京都保険医療公社多摩南部地域病院など多くの病院・内視鏡専門クリニックで消化管外科、消化器内視鏡検査、内視鏡検査、内視鏡手術を担当。港北ハートクリニック内視鏡センター内視鏡センター長として勤務後、2017年みらい胃大腸内視鏡クリニック開院。
2020年医療法人社団正令会理事長に就任。