院長ブログ
BLOGピロリ菌除菌治療の成功率
2017年03月16日ピロリ菌についてピロリ菌除菌治療
ピロリ菌陽性と言われて除菌治療を行った方も多いと思います。
ところが、薬も1週間のんだのに除菌が出来ずにがっかりという方もいます。
数年前まで一回の除菌(一次除菌)でピロリ菌を退治できる確率は70%程度でしたが、最近もっと高くなってきています。
ところが、薬も1週間のんだのに除菌が出来ずにがっかりという方もいます。
数年前まで一回の除菌(一次除菌)でピロリ菌を退治できる確率は70%程度でしたが、最近もっと高くなってきています。
最新の除菌治療薬なら成功率90%超えます!
2年前から胃薬の新薬(PPI)が登場してから、除菌治療の成功率は大きく向上しました。
ピロリ菌除菌の際には抗生剤(抗菌薬)2種類と胃酸を抑えるお薬を一緒に飲みます。
一般の方は胃薬を一緒に飲む理由は抗生剤で胃を荒らさないためと思っている方が多いですが、メインの理由は胃酸があると抗生剤が効かないからです。
なので、胃酸が抑えられると胃の中のPHが上昇するので、この状況下になるとピロリ菌に対して抗生剤が効きやすくなります。
最新の胃薬は胃酸を抑えるスピードが速いため除菌治療の向上に貢献しているようです。
私自身の経験としても以前より除菌率は向上しており、90%は超えています。
もし除菌できなかった場合は2次除菌と言って抗生剤を変更して内服を行いますが、2次まで行うと99%は除菌できます。
除菌治療はできれば一回で済ませたいものですね(^^
ピロリ菌除菌の際には抗生剤(抗菌薬)2種類と胃酸を抑えるお薬を一緒に飲みます。
一般の方は胃薬を一緒に飲む理由は抗生剤で胃を荒らさないためと思っている方が多いですが、メインの理由は胃酸があると抗生剤が効かないからです。
なので、胃酸が抑えられると胃の中のPHが上昇するので、この状況下になるとピロリ菌に対して抗生剤が効きやすくなります。
最新の胃薬は胃酸を抑えるスピードが速いため除菌治療の向上に貢献しているようです。
私自身の経験としても以前より除菌率は向上しており、90%は超えています。
もし除菌できなかった場合は2次除菌と言って抗生剤を変更して内服を行いますが、2次まで行うと99%は除菌できます。
除菌治療はできれば一回で済ませたいものですね(^^
この記事を書いた人
福島 正嗣理事長
福島 正嗣理事長
聖マリアンナ医科大学卒業。東京女子医大消化器病センター、東京都保険医療公社多摩南部地域病院など多くの病院・内視鏡専門クリニックで消化管外科、消化器内視鏡検査、内視鏡検査、内視鏡手術を担当。港北ハートクリニック内視鏡センター内視鏡センター長として勤務後、2017年みらい胃大腸内視鏡クリニック開院。
2020年医療法人社団正令会理事長に就任。