院長ブログ
BLOG患者さんの苦しみに無頓着の医師が多すぎる!
2017年05月01日クリニックのこと大腸内視鏡検査無痛内視鏡胃内視鏡検査
内視鏡検査というと苦しい検査の代名詞と言っても過言ではないかもしれません。
まだ内視鏡の歴史は浅いので、内視鏡が開発された当初は苦しかったのは仕方ないかもしれませんが、21世紀になっても苦しいというイメージが刷り込まれているのは医師の責任もあると思います。
まだ内視鏡の歴史は浅いので、内視鏡が開発された当初は苦しかったのは仕方ないかもしれませんが、21世紀になっても苦しいというイメージが刷り込まれているのは医師の責任もあると思います。
二度と検査を受けないと思わせたら医療の敗北です!
胃がんや大腸がんは定期的に内視鏡検査を受けることにより、予防や早期発見できる唯一の検査なので、患者さんに苦しくなく、次も検査を受けてもらえるように配慮しなければなりません。
ただ、一般的にあその様な配慮をしている施設や医師は少ないと思います。
最近は鎮静剤により苦しくなく検査をできる方法を知っていながら、あえて苦しい方法で検査をしている施設は、私からしたら検査をしないで欲しいと思います。
もし、患者さんが苦しくて2度と検査なんて受けないと思ったら、その患者さんががんになっても早期発見出来ず、適切な時期に治療を受けるチャンスを失ってしまうからです。
ただ、一般的にあその様な配慮をしている施設や医師は少ないと思います。
最近は鎮静剤により苦しくなく検査をできる方法を知っていながら、あえて苦しい方法で検査をしている施設は、私からしたら検査をしないで欲しいと思います。
もし、患者さんが苦しくて2度と検査なんて受けないと思ったら、その患者さんががんになっても早期発見出来ず、適切な時期に治療を受けるチャンスを失ってしまうからです。
もちろん、二度と検査を受けないと思わせて、その方が進行癌になってしまっても、直接的に医師の責任ではないかもしれませんが、私としては深刻に受け止めなくてはならない事だと思います。
昔のようにただ内視鏡検査を行えばいいという時代は終わりました。
患者さんに苦しみを与えないような質の高い検査を出来ない施設、もしくは準備すらしてない施設は検査を控えてくほしいと切に思います。
昔のようにただ内視鏡検査を行えばいいという時代は終わりました。
患者さんに苦しみを与えないような質の高い検査を出来ない施設、もしくは準備すらしてない施設は検査を控えてくほしいと切に思います。
この記事を書いた人
福島 正嗣理事長
福島 正嗣理事長
聖マリアンナ医科大学卒業。東京女子医大消化器病センター、東京都保険医療公社多摩南部地域病院など多くの病院・内視鏡専門クリニックで消化管外科、消化器内視鏡検査、内視鏡検査、内視鏡手術を担当。港北ハートクリニック内視鏡センター内視鏡センター長として勤務後、2017年みらい胃大腸内視鏡クリニック開院。
2020年医療法人社団正令会理事長に就任。