院長ブログ
BLOG貧血と鉄不足は違います。
2017年06月29日
最近、女性の鉄不足の問題が取り上げられるようになってきました。
一般的なイメージからすると鉄不足≒貧血と捉えられがちですが、実際の診療の場ではイコールでない事の方が圧倒的に多いです。
一般的なイメージからすると鉄不足≒貧血と捉えられがちですが、実際の診療の場ではイコールでない事の方が圧倒的に多いです。
女性を悩ます症状は鉄不足です!
日本では貧血というと血色素だけで結論を出すケースが多いです。
採血で血色素(医療者がハーベーというものです)で貧血がないと、鉄剤は不要と思っている医療者は多いと思いますが、それは間違っています。
むしろ鉄不足の人の方が血色素が高いケースもあるのです。
鉄が不足していても血色素14なんて方はよくいらっしゃるので短絡的に判断すると、患者さんの症状は良くなりません。
必ずフェリチンを測定し、50以下の場合は必ず鉄剤の処方が必要と感じています。
日頃良く経験する、片頭痛、生理中の腹痛、急に立った時の立ち眩みなどは鉄不足が原因の事が多く、鉄剤を投与すると劇的に良くなる方がいます。
最近は女性の方から鉄剤を希望されるケースも増えてきています。
やはり一回飲むと楽になるから手放せなくなるようです。
女性の場合、閉経するまでは鉄剤は必須と言っても過言ではありません。
採血で血色素(医療者がハーベーというものです)で貧血がないと、鉄剤は不要と思っている医療者は多いと思いますが、それは間違っています。
むしろ鉄不足の人の方が血色素が高いケースもあるのです。
鉄が不足していても血色素14なんて方はよくいらっしゃるので短絡的に判断すると、患者さんの症状は良くなりません。
必ずフェリチンを測定し、50以下の場合は必ず鉄剤の処方が必要と感じています。
日頃良く経験する、片頭痛、生理中の腹痛、急に立った時の立ち眩みなどは鉄不足が原因の事が多く、鉄剤を投与すると劇的に良くなる方がいます。
最近は女性の方から鉄剤を希望されるケースも増えてきています。
やはり一回飲むと楽になるから手放せなくなるようです。
女性の場合、閉経するまでは鉄剤は必須と言っても過言ではありません。
ちょっとした不都合で悩んでいる方はぜひご相談ください。
この記事を書いた人
福島 正嗣理事長
福島 正嗣理事長
聖マリアンナ医科大学卒業。東京女子医大消化器病センター、東京都保険医療公社多摩南部地域病院など多くの病院・内視鏡専門クリニックで消化管外科、消化器内視鏡検査、内視鏡検査、内視鏡手術を担当。港北ハートクリニック内視鏡センター内視鏡センター長として勤務後、2017年みらい胃大腸内視鏡クリニック開院。
2020年医療法人社団正令会理事長に就任。