院長ブログ
BLOGなぜ外科医でありながら内視鏡検査を行ってきたのか?
2017年07月10日クリニックのこと大腸内視鏡検査胃内視鏡検査
私は消化器外科Iなので本来は手術が専門なのですが、胃カメラに関しては5万件大腸内視鏡検査は2万件 内視鏡的粘膜下層剥離術は300件 胆膵内視鏡検査も800件と外科医としてはあり得ないぐらい内視鏡検査を行ってきました。
これには理由があります。
これには理由があります。
患者さんの苦しみをほっておけない!
私が内視鏡検査を始めた時にはまだ鎮静剤投与下で内視鏡検査を行っている時代ではありませんでした。
この為、患者さんは相当苦しい思いをしていました。ところがほとんどの医師はその苦しみに関して無頓着で、なるべく苦しくないようにと考える医師も少なかったと記憶しています。
これではまずいと思い、少しでも患者さんが楽に検査を受けられるようにと日々改善と努力をするようになりました。これらの努力が少しずつ患者さんに認められ、私以外の医師からの検査を受けたくないという患者さんが増えてきました。
この為、患者さんは相当苦しい思いをしていました。ところがほとんどの医師はその苦しみに関して無頓着で、なるべく苦しくないようにと考える医師も少なかったと記憶しています。
これではまずいと思い、少しでも患者さんが楽に検査を受けられるようにと日々改善と努力をするようになりました。これらの努力が少しずつ患者さんに認められ、私以外の医師からの検査を受けたくないという患者さんが増えてきました。
それまでは週1日だけ内視鏡検査をしていただけでしたが、(通常の内視鏡医は週1日か2日程度です)、患者さんの要望により毎日検査を行うようになりました。
私が毎日検査を行うようになり、必然的に評判も上がり、かつ検査によるトラブルもほとんど0になったことで、経営者側も納得していたようです。
その代わり、内視鏡検査をこなしてから手術室に行って手術をこなすというハードスケジュールにもなりかなり大変な日々を送り、家に帰ったら疲れ果て倒れるように寝てしますという生活になってしまいました(+_+)
今となっては懐かしい思い出ですが、これにより内科の先生より内視鏡検査を行う外科医となり、今の開業に繋がっています。やはり最初の思いが全てを決めたと言っても過言ではありません。今の若い医師たちにも自分なりの思いをやり遂げてほしいと思っています。
私が毎日検査を行うようになり、必然的に評判も上がり、かつ検査によるトラブルもほとんど0になったことで、経営者側も納得していたようです。
その代わり、内視鏡検査をこなしてから手術室に行って手術をこなすというハードスケジュールにもなりかなり大変な日々を送り、家に帰ったら疲れ果て倒れるように寝てしますという生活になってしまいました(+_+)
今となっては懐かしい思い出ですが、これにより内科の先生より内視鏡検査を行う外科医となり、今の開業に繋がっています。やはり最初の思いが全てを決めたと言っても過言ではありません。今の若い医師たちにも自分なりの思いをやり遂げてほしいと思っています。
この記事を書いた人
福島 正嗣理事長
福島 正嗣理事長
聖マリアンナ医科大学卒業。東京女子医大消化器病センター、東京都保険医療公社多摩南部地域病院など多くの病院・内視鏡専門クリニックで消化管外科、消化器内視鏡検査、内視鏡検査、内視鏡手術を担当。港北ハートクリニック内視鏡センター内視鏡センター長として勤務後、2017年みらい胃大腸内視鏡クリニック開院。
2020年医療法人社団正令会理事長に就任。